日本の借金は大丈夫?

よく日本は借金大国と言われています。

最近こんな記事を読みました。

国の借金1062兆円 「国民1人当たり837万円」の誤解

なかなか強烈なタイトルですが、

「国の借金は膨大だけど、国内の問題だから大丈夫」

「ギリシャのように破綻はしない」

といった内容です。

同じような内容は麻生太郎さんも解説をしています。
麻生太郎氏による「日本の借金」の解説が超わかりやすい 「経済をわかってない奴が煽っているだけ」

実際どれくらいあんの?と最近疑問になったんで勝手に調べてみました。

今の日本の借金額

では今現在の日本の債務はどのくらいあるのでしょうか。

債務残高の国際比較(対GDP比)

日本の債務残高は現在対GDP比で232.4%です。

日本のGDPは2015年で4兆1232億ドルなので

4兆1232億ドル× 232.4% × 114ドル(2016/12/02現在)

= 1092兆3841億円

なんかすごい数字出てきましたね。

今の日本は1000兆円を越す借金があります。

世界と比べた債務ランキング

007

圧倒的にNo.1、2位は最近財務破綻寸前のギリシャです。

財務破綻とは要は借金を返せない状態になっているということです。

ギリシャの現在の債務残高対GDP比は200%です。

ギリシャのGDPは1953億ドルなので
世界の名目GDP

1953億ドル× 200% × 114ドル(2016/12/02現在)

= 445兆5284億円

あれ!日本の方が多いやん!という感じですね。

なんで日本は財政破綻しないのか

上の数字からすると日本は財政破綻危機寸前のギリシャよりも債務残高が多い事になります。

では何故日本は財政破綻しないのでしょうか?

それは先の麻生せんせーのご教授通り「借金をしている先」の違いにあります。

ギリシャの借金先の多くは「外国」に対して、日本の借金先は「日本国内」です。

List of countries by external debt

対外国債務の対GDP比は

日本は60%

ギリシャは174%

となっています。

つまり一斉に外国が借金を返して!と言われると

日本は半分くらいのダメージで済むけど、ギリシャは全部の資産売っぱらって人生2回転してようやく返せるくらいなのです。

なんでこんなに借金できるのか

なんで日本がこんなに借金できるのか、というとそれを十分に補えるだけの資産があるからです。

もし借金を返して!と言われても資産を全て売ってもお釣りが出るくらいの資産を保有しているからです。

今現在の日本の家計資産は1700兆円あります。
資金循環

そのうち94%は国内で保有されているので、借金の額を大きく上回っています。

つまり銀行に預けているお金が1700兆円もあるから、借金返してって言われたらいつでも返せるよ、ということです。

ほんまに1700兆円もあるのか?

ここまでが麻生せんせーや、先に書いた記事の主張の通りです。

しかし本当に1700兆円も資産があるのか?という疑問が残ります。

1700兆円の内訳をみていると、400兆円は借金、さらに1000兆円の個人資産も団塊世代がどんどんリタイアしているために預金の取り崩しが始まっています。

さらに資産額には「海外資産」は入っていないので、実際の額はもっと大きいかもしれないし、小さいのかもしれない。

実際の額は政府すらも把握してなさそう。

どっちにしても健全でない国内収支

資産があるから借金が出来る…当然の事ですが、じゃぁどんどん借金してお金をじゃぶじゃぶ生み出そうという考えはどうなんでしょうか。

当然借金の返済は次の世代の人たちです。

使うだけ使って払いは別の人。

まるで詐欺。

日本のような先進国には高いサービスや社会保障が求められるので、お金がどんどん必要になっているのではないでしょうか。

贅沢は悪いことではありませんが、その贅沢を社会に求めるのはちょっとどうかなと思います。

社会に求めるのは必要最低限、あとは自分の努力で贅沢を勝ち取る必要があるのではないでしょうか。


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