世の中にはもっと多様な「働き方」がある

日本では一つの職業でずっと働くという考えが浸透していると思います。

プログラマーはプログラマーとして、

弁護士は弁護士として一種類の職業にずっと従事しなければならないと考えられています。

なぜでしょうか?

おそらくそれは多くの企業が社内規定に掲げている「副業の禁止」という項目のせいではないでしょうか。

副業をしてしまうと本業に支障が出てしまうので、多くの企業は副業を禁止しています。

しかしこれは法律的に禁止出来ません。

もちろん雇用契約で契約した時間内で副業をしてしまう事は違法です。

しかし契約時間以外は何をしても個人の自由なので副業をしても何も問題はありません。

「複業」という言葉を知っていますか?

「副業」ではなく、「複業」。

字から想像できるように、複数の職業で生計を立てていきましょうという考え方です。

この考え方は徐々に受け入れられており、中でも下記著者の伊藤洋志さんはこの複業の事を「ナリワイ」と定義し、次の様に述べています。

1個の組織で1つの仕事を毎日決まった時間に行う、という生活は人類の歴史では異常なことなので、合わない人がけっこういてもおかしくない。
そこでナリワイは、そもそもライフとワークのバランスを考えるのではなく、生活から乖離してしまった仕事を個々人の手の届く範囲のほどほどの距離に近づけることを目指しています。いうなれば生活と仕事の一体化です。

ナリワイをつくる

著者の伊藤洋志さんは現在様々な「複業」をしており、それらの収入は月に数万円程度という事まで書いています。

また、世の中にはもっと様々な「ナリワイ」があるという指摘をしています。

現代の職業は厚生労働省の日本職業標準分類によると2167種、大正9年の職業分類はなんと3万5000種類あったようです。

日本職業標準分類
著者は日本は経済発展の過程で「儲かる職業」だけに特化し、成長していったと考え、経済発展の前段階では多くの人は二つ・三つの職業を担ってたのではないかという事を指摘しています。

伊藤洋志さんが実践してるナリワイとして「ブロック塀解体」や「床貼り」「遊撃農家」といった、「え?なにそれ?」と言った職業ばかりです。

しかしこれらはその一つに絞って専門的に行なっているわけではなく、時期や不定期で行い収入もバラバラ、だけど仕事としてはちゃんと成り立っているといったものばかりです。

私もこの様に企業や職業にとらわれない仕事はたくさんあると考えています。

それらが「めちゃくちゃ利益」のある仕事とは限りません。

月に数千円、数万円さの利益かもしれません。

私は一円の利益も出ない仕事もあると思います。

例えば週末農家の手伝いに行って帰りに少しおすそ分けをもらってくる…なんてのはどうでしょうか?

一円も発生してませんが、食料はもらい、生活する事は出来るのではないでしょうか。

伊藤洋志さんが指摘した通り、世の中には色々な働き方があるという事でした。

具体的にどんな事やってるの?という事をまとめた本も書かれていますので、

参考になればと思います。

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