保険って入った方がいいの?について考察しました。

保険会社で働いていた時に、
「保険って入った方がいいの?」
「どの保険がいいの?」
という、本当に難易度の高い質問を何度も受けました。
答えは、「知らん」です。
何故なら、その質問は、
「俺っていつ死ぬの?」
「私は癌になる?」
という凄腕詐欺占い師でも簡単には答えられない質問と同義です。
なので、上記の様な質問に答えられるスピリチュアルな感覚を持ち合わせていない方は、保険で得したいなんて思わないことです。
当然、ギャンブル同様、胴元が得する様に出来てます。でないと、いざという時には支払えないので、そうあるべきです。
つまり、一般的な生命保険、医療保険というのは 健康でいたら損、不健康なら得する、というものです。
逆に年金保険など積立型のものは、長生きしたら得、早死にしたら損する、というものです。
なので、もうおわかりかもしれませんが、
「若いから、死亡保障なんて要らないよね?年金保険入った方がいい?」
という質問は、
「デスノート手に入ったんだけど、死神の目 契約した方がいいかな?」
と同じで、
「ユー次第!」模範解答でしょう。
では、どう考えればいいのか。
自分にどんなリスクがあって、どんな保険に入れば、そのリスクをどう金銭的に回避できるのか、実例でみていきます。
■27歳男性が医療保険(月5000円)入ってみた。
*****保険の商品説明ではないので、詳細は省きます。決して、プロの保険解説ではないので、悪しからず。
 
・ある日突然、死角からタックルを受け、反射的に突いた左手が思わぬ方向に力を受け、脱臼してしまう、日常茶飯事ですね★
この際支払われたのは、
骨折・脱臼などに支払われる損傷保険からの給付金が50,000円
日帰り手術への給付金が25,000円
計75,000円
お、なんか得してるかも!!!
と思うじゃないですか。
そうなんです。
年に一回のペースで脱臼できるあなたは、年間15,000円を保険から稼ぐ事ができます。
15ヶ月に一回のペースで同様のアクシデントに見舞われる方は、チャラです^ ^
・安っぽい接待漬けの毎日で、居酒屋メニューに浸ってたら、糖尿病をゲットした、まさしく日常茶飯事ですね★
この際、支払われたのは、
30日の入院給付金150000円
療養給付金25000円
計175,000円
やったー!!!!!
これで、35ヶ月分の保険料払えるぞ!
3年に一度は1ヶ月の入院を肝に銘じておこう。
アホか、と。つまり、そういう事なんです。
普通の毎日を過ごしてたら、損するんです。
年間いくら保険料を払うのか意識しましょう。
じゃ誰のための保険なのか。
こんなケースもあります。
・なんも心当たりないけど、激しい頭痛と手足の痺れが治らず、呂律も怪しいので病院行ったら、脳卒中って言われた。若いのにレアじゃないすか。★
この際、支払われたのは、
100日分の入院給付金 500,000円
2回分の手術給付金 200,000円
療養給付金 25,000円
計 725,000円
さっすがに、保険入っといて良かったー!!!
100日も仕事できない状態で、治ってからの社会復帰もどうなるか怪しいし、不安だらけだったー!!!
 
大袈裟なことは百も承知ですが、大病や不慮の事故で長期入院したり、複数回の手術をする場合、あーまじ保険 神!って思うはずです。
じゃ、やっぱ念の為に保険入っとこうかな♩みたいな愚直な方は、まず落ち着きましょ。
長期入院が必要な病院にかかる確率って…低いんですよね??
1万人知り合いがいたら、脳血管の病気が原因で入院している人が14人いるかもしれません。
そういうレベルです。
カイジでも引くほどの低確率です。
じゃ、やっぱ保険いらねーじゃん。保険料無駄にしたくないもん。
という貴方、だから違うんです。
是非理解して貰いたいのは、貴方が健康だったために返ってこなかった保険料は、とんでもなく低い確率で重病や大事故に遭ってしまった誰かの為に使われているのです。全然無駄になってないし、保険会社が丸儲けしてるわけでもない。むしろ、健康で良かったですね!!
 
これ、なんかに似てると思いませんか?
2008年の有馬記念で、当然の如くダイワスカーレットから、マツリダゴッホ、メイショウサムソンあたりで流して何万も無駄にしてた人のおかげで、
山本モナが不倫したから、アドマイヤモナークだ!とか訳の分からないサイン競馬で3連単買ってた人の100円が100万円になるんです。
うわ、全然似てないっすね。これ理解できた人は、単にヤバイです。
つまり、ほとんどの確率で効果を感じないけど、極小確率でめっちゃ助かる、そういう御守りです。
癌に特化してくれるモノもあれば、三大疾病、女性疾病、成人病…様々な御守りが様々な会社から様々なパッケージで売られてますが、捉え方はやはり御守りかと。
実際には、高額療養費制度があるから…とか、差額ベッド代払わなきゃいけないから…とか、生命保険料控除使えるから…とか、持病があったり大病経験すると加入は難しいから今のうちに…とか色々考慮すべき事はあります。
さらに、上記の支払われ方や入院日数などはプロじゃないので正確ではありません。病院に支払う入院費用、手術費用なども計算には入れていません。競馬でちょっと勝ったっていう人が、交通費と競馬新聞とコーヒー代を計算してない、みたいな感じです。
煙草吸わないし、野菜食べてるし、適度に運動してるし、若いって無敵でしょ〜〜みたいな人は加入しないのも勿論です。
ただ、保険の捉え方を理解している人が増えればいいなと思います。