WWOOFのメリット・デメリット

私は今WWOOFを利用して世界中でホームステイ生活をしています。と言いたい所ですが、ほぼ毎月デンマークにホームステイし、ヨーロッパで生活をしています。
老若男女問わず、このWWOOFを使って世界中を周ってみたい!という方も多いのではないでしょうか?
WWOOFを利用すれば低コストで世界中を周る事も夢ではないのです!
今回は現在体験してる私が感じるWWOOFのメリット・デメリットをまとめていきたいと思います。
WWOOFとは?
ウーフ(WWOOF:World-Wide Opportunities on Organic Farms:有機農場で働きたい人の意)とは、農業体験の交流のNGOである。また、ウーフにおいて手伝いをする側の人々はウーファー(WWOOFer)と呼ばれる。
ホームステイ先のホストは、昨今よく話題に上がるオーガニックな暮らしを実践しているホストに限られています。新品ピカピカな家具に囲まれて優雅にハイライフを満喫する様なホストはなかなかいないと思います。
ホストはwwooferに住環境と食事を提供する代わりに、給料を出しません。日々の暮らしと労働力の交換の仕組みです。日本では農業ボランティアなんて言われます。(実際には農業だけに限りません)
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ホームステイ先の庭園(デンマーク)

メリット

⑴住環境と食事の提供が確実な為、余分にコストがかからない。

ワーホリビザでの滞在でしたが、デンマークではデンマーク語が堪能でないと職探しは難しく、英語だけで働ける職場を見つけたとしても、今度は部屋探しも非常に困難で、家賃と食費を払うとほぼ給料は残らないようなワーホリ生活もあるそうです。そんな物価の高いデンマークで、給料がないとはいえ、住環境と食事が自動的に手に入るのは高ポイントです。

⑵オーガニックファームに限られる為、食事や生活スタイルが非常に健康的。

ベジタリアンが多いため、食事は野菜メインです。出国前はこれがデメリットかと思っていたのですが、デンマークの野菜は非常に美味しいです。というのも、毎日当然の様に自分達の畑から収穫した採れたての野菜達を食べられるためです。また、醤油はどこの家庭にもありましたし、アジア系の調味料や米もあるので、日本の味覚が恋しくなる事なく、健康的な食生活を送れました。夜も次の日に備えて、10時はホストが寝てしまうので、それにつられて早寝早起きが身につきます。否応無く積み重ねてきたら暴飲暴食、不摂生が治ります。

⑶ホスト一家と家族の様に過ごせるので、現地の文化や暮らし、言語の勉強に有効。

基本的に食事の時間はホストや他のwwooferと一緒です。その為、「いただきます」の一言だけで、お互いの国ではどう言うのか、どう考えられているのか、などを話す機会になります。互いの国の政治や宗教についての話題は本当によくありました(語彙力のなさに絶望します)。また、休みの日にはギターを弾いてみんなでうたったり、観光に連れて行ってもらったり、宴会をしてみたり、ローカルなデンマーク料理も何度も食べれました。
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昼は家族で昼食

デメリット

⑴長く働いたとしても、基本的には無給にかわりありまけん。

wwoofでの労働は5時間程度とされていますが、朝8時から夜10時まで、なんてこともありました。これはホストの業種や繁忙期かどうか、他のwwooferがいるかどうかでも違うと思いますが、長く働かせてしまうホストは確かにいます。また、週に2度の休みが基本なはずですが、週1だったり、10日に1度くらいだったり、ほぼ無休だったり(その分、他の所で還元されるのですが、それは別の記事で)、ホスト次第で忙しさはかなり違います。そういった所謂残業について、もろ日本人の僕は断れませんでしたが、当然の様に断って問題ありません。

⑵都会暮らししか経験がない人には色々不便です。

オーガニックファームとなると、やはり街中にはないので、ある程度の田舎になります。僕が体験した中で一番都会に近かったのは、オーデンセ(デンマーク第3の都市)まで車で40分ほどのホストです。自転車で2時間でした。スーパーマーケットさえ、存在しない島も経験しました。ピカピカの日本のホテルに泊まるような幻想は捨てた方がいいです。テント住まいもありましたし、キャンピングカー暮らしもありました。シャワールームは電話ボックスくらいの大きさの所が殆どで、全身洗い終わらないうちにお湯が冷水に変わります。自然の中での生活ですので、虫と共存しています。テレビを見ないというより、テレビ自体ないです。

⑶ホスト一家に交じって過ごすので、1人の時間が持ちづらい。

人によっては大したデメリットではないのでしょうが、これは僕としては少し大変でした。本を読みたくても勉強したくても1人で惰眠を貪りたくても、ホストに話しかけられたら、そこは笑顔で対応せずにはいられませんでした。それが全て英語なわけですから、頭は常にフル回転です。ワーホリで幸運にもアルバイトと住居を見つければ回避できるデメリットですが、その分語学力向上にも繋がるので、そちらのメリットを取る方には全く問題ありません。さらに言えば、常に誰かと一緒にいたい極度な寂しがりの方には最高です。寂しさが恋しくなります。
以上、簡単にwwoofのメリット・デメリットを纏めました。
僕のここまでの経験では、メリットがデメリットを上回ります。
やはり、一番のポイントはデンマークでwwoofなしで、仕事と住居を得ることができるだろうか、という点です。日本人のワーホリが盛んなオーストラリアやニュージーランドとは違いますし、第一言語がデンマーク語ですので。
また、デンマークはオーガニック食品を推進していますし、サステナブルライフの考え方に基づいたパーマカルチャーな環境が整っています。
ということで、デンマークでの日本人wwooferが増えたら、何より嬉しいです。